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2010年05月12日

若さを引き立てる細物上布

宮古の歴史書を読んでいるときに見つけた内容をご紹介します。

「オヤケコ(地方有力者の娘で有力者が罪を犯した場合に人質として城内に召し使った)
として首里城に召し使われたマブナリャの衣装は細物の上布だった。
そのころすでに宮古の織物技術は高い水準に達し、細物上布が上流の
娘たちの晴れ着になっていた。
マブナリャの衣装は内原の宮女達の華やかな型染めとは違い、
一見地味だが透けるような薄さでそれがかえって
マブナリャの若さを引き立ていた。」

著書名:宮古歴史物語
著者 :川満信一

この時、1532年マブナリャは16歳の若さであったと伝えられている。
琉球国尚清王の寵愛を受けたことが彼女を悲劇の運命へと導くことになるのだが・・

それはさておき、宮古上布が若さを引き立てるということは、アリでしょう。
個人的には清楚さが引き立つのでは・・と思います。

若さを引き立てる細物上布



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